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公式サイト:http://www.yamakoshi-mari.net/

当時ニュースでも取り上げられた震災地山古志村に取り残され生き延びたワンちゃんの話を基にした映画です。

映画の感想としては半分泣いて半分ムカつきました。

フィクション部分がホントいらない。お陰で感動が薄れたっつーの。
全体的には泣けたんですよ。
主に犬に。つーか犬のみに。悪いけど子供の方の話が個人的にはいらねーと思いました。
マリの一生懸命さにはホント泣けました。
実際飼い主さんが生き埋めになったとき、マリがずっと傍を離れず何度も諦めかけた飼い主さんを励ましたって言うのはニュースのインタビューで飼い主さんが仰ってましたしね。
なんていうか純粋な生き物だよなぁって。
子供たちに食べさせて自分は食べないのがなぁ。子孫を残す為の原始的本能だっつーのは言われるまでもないのよ。
でも基本的な愛情なんてそもそも利己的遺伝子から発生するものだと思うしそれが悪いとは思わないし。
ただ子供を守ることだけを考える動物の姿は人間が失い始めてるものだと思うからなおさら感動するんだと思う。
実際のマリも救出時は衰弱状態で、仔犬たちは割と元気だったらしいですね。

でも子供がお母さんがいなくてなんちゃらかんちゃらとかは胡散臭いお涙頂戴劇だなぁと。
寧ろ製作者側の押しつけがましさを感じてしらけた。
しかも子供が二人とも「大人にとって都合のいい子供」の典型でやんの。
こーゆー子供像を描く人って「子供は天使」とか言いそうだなぁー。
あと父親像が最悪過ぎた。すんげーアリエネー。
自分の都合で子供を大人扱いしたり子供扱いしたり。口先だけで「マリは大丈夫」とか言いやがるから素直な子供たちは「マリを助けに行かなきゃ!」と無謀なことをしたわけでしょ?
ちゃんと子供と向き合わないで口先だけの偽善を言い聞かせてた父親の責任だよねぇ、これって。
それなのに行動を起こした子供にまた口先だけの綺麗事並びたてた挙句に主点を微妙にズラした言葉で誤魔化しで子供を丸めこんで挙句に暴力ですか。
てめぇ、息子殴る前に一言「適当なこと言ってすみませんでした」って子供に謝るのが先だろうが。まぁこういう父親像を持ってると「親は子供に何をしても謝る必要はない」って無意識に思ってそーだけどな。
何で「マリの生存確率は低い。そして現実問題として今は動物の為に労力を割く余裕がないから救出には行けない。もう少し状況が落ち着けば救出に行けるからそれまで待ってくれ」と言えないのか。夢だけ見させて現実誤魔化してんじゃねーよ。結果論として犬たちが生きてたからいいものの、死んでたら自分の適当な言葉の責任はどーしたんだよ。
「お父さんはお前達が何より大事なんだ」の後に「だから今はマリたちのことは諦めてくれ」と言えないそのズルさが嫌。自分が悪役になりたくないだけじゃんか。
挙句に全体的にお父さんと伯母さんの再婚を匂わせているかのような雰囲気も最悪。
子供達が残してしまった犬を思って心痛めてる時に何してんだよ、この最悪野郎って思ってしまう話でしょ、こんなん匂わせたら。お前がそんなとこで原始的本能に従ってんじゃねーよって。
でもこーゆー父親に限って再婚理由に「子供には母親が必要」とかほざきそう。子供よりお前に必要なんだろっつーの。

なんか本来のシンプルな話によけいデコレーションするのは映画的に仕方ないとしても、もーちょいマシなシナリオつけられなかったのか、と心底思いました。

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